耐震診断

耐震診断

耐震診断、ここ5～6年特によく耳にするようになった言葉です。
阪神淡路大震災や東日本大震災をきっかけに日本全国で耐震診断をするべきだと推奨されているものです。

簡単に言うと、耐震診断とは、昔の耐震基準で設計された耐震性能のない建物を、現在の構造基準で耐震性があるかを確認する診断です。かつての基準というのは、昭和56年6月1日より前に「旧耐震基準」で建築された、それは古い建物になりますが、倒壊の可能性がとても高いですから、すぐにでも診断してもらうことをおすすめします。
現在の基準（新耐震基準と言います）で建築された建物でも、心配であれば診断することが可能です。

どこでも誰もが言う言葉ですが、起きてからでは遅いのです。
空き家が増え、大都市でも大きな問題になっています。空き家だけではなく、その空き家周辺の住宅にも影響がでます。倒壊や火災の心配も更に増えます。建て替えができない空き家も非常に多いのです。古い建物というのは問題だらけですが、一つ一つクリアーしていくことで、不安材料を取り除くことができます。